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日野原重明

一般に障害者と呼ばれている人々は、身体的に、また知能的にその一部に若干問題があっても、それを補って余りある優れた点が隠れていることが多いのです。
 そのような人たちの素晴らしい才能を開発するには、その方たちの作品が一般の人々に展示される機会があると、そのために努力して絵を描いたり、ほかの作品を作る喜びを感じ、秘められた才能がますます輝いてくるようになります。
 アジアの諸国からの身体的に、また精神発達上の何らかの障害をもつ児童や成人の方々の秘められた芸術的才能が美しく発揮されて作品となったものを一般に展示公開するこの計画は、ボランティア活動を推進する当協会の趣旨からいっても意義深いものと信じます。
 今回、東京で催される「2009アジア・パラアートTOKYO展」に多くの人々がご来場下さって、その作品を鑑賞して頂ければ幸に存じます。

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