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石原慎太郎

「2009アジア・パラアートTOKYO」の開催にあたりまして、心よりお祝い申し上げます。
 東京都は現在、「10年後の東京」計画に基づき、障害のある方が地域で自立して、安心して暮らすことのできる社会の実現を目指し、様々な取組を進めています。さらに、「東京都障害者総合美術展」を毎年開催するなど、障害のある方々の文化・芸術活動を支援しております。芸術は、国境や人種、そして障害の有無を超えた、世界共通の表現手段であり、障害のある方々が、その優れた才能を芸術を通じて開花させることは、社会参加と自己実現を促進するうえで大きな意義があります。
 今回の絵画展は、「東京2009アジアユースパラゲームズ」に合わせ開催されるもので、同大会に参加する国々からも多くの作品が寄せられています。国内外の障害のある方々の優れた才能を体感する絶好の機会ですので、存分にご鑑賞いただき、その大きな可能性を感じていただければと思います。
 また、東京都は、2016年東京オリンピック・パラリンピックの招致に全力で取り組んでいます。障害を持つトップアスリートが最高のパフォーマンスを発揮するパラリンピックは、芸術と同様に人間の限りない可能性を示し、人々に大きな感動を与えるものです。招致の実現に向け、皆さんのご声援、ご協力をよろしくお願いします。

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