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中曽根弘文

この度、「2009アジア・パラアートTOKYO」が、盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。
障害者アートの展示会である「2009アジア・パラアートTOKYO」は、スポーツのパラリンピック「東京2009アジアユースパラゲームズ」が開催される機会に、障害者アートを広く多くの方々に知っていただくために開催されると伺っております。
 昨今、障害を持つ方々が生み出す芸術作品は国際的にも注目を浴びている中で、アジア地域における障害者アートの優れた作品が国境を越えて一堂に会し、芸術を通じた相互交流が図られることは、極めて画期的なことと考えております。
 展示作品もアジア地域の優れた作品が並び、それぞれの国・地域の特性を反映した個性豊かな作品が集められています。今回の展示会が障害者理解のみならず国際理解に貢献することを、また、日本に来られるアーティストの皆様がこの展覧会を通じて相互に親睦を深め、将来にわたって堅い絆で結ばれることを確信しております。
 最後に、この展覧会の開催に向けて御尽力された関係者の皆様に心より敬意を表するとともに、本展示会の御成功並びに、障害者アートが益々発展することを祈念して、お祝いの言葉とさせていただきます。 (平成21年8月)

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