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高木金次

今、障害者アートが国際的にも注目されておりますが、たいへん心強いことです。当協会は設立来40年余にわたり「福祉は医療・施設・生活援助だけでなく文化を大切に!」を提唱し障害者・高齢者の芸術文化・スポーツ等の育成振興を支援し、特に障害者アートには一段と力を注ぎ、カルチャースクール・美術展・資金援助等一貫した事業を展開してまいりました。
 ご存知のとおりスポーツはパラリンピックという大輪の花を咲かせましたが、文化は中々浮上してまいりません。しかし、次世代はきっと障害者文化の時代が訪れるものと信じております。 そしてこの度、東京オリンピック招致事業として、「東京2009 アジアユースパラゲームズ」の開催に呼応して、「2009 アジア・パラアート TOKYO(絵画展)」を開催いたしました。 ふりかえりますと、この事業こそ当協会が培った歴史と実績を次に生かし、出会うべくして出会ったものと深く感銘いたしております。しかもかつて例のない未着手の事業だけに大変意義あるものと確信いたしております。
 なお、お蔭をもちまして各方面のご熱意とご支援が実り、日本から120点、外国16の国と地域から58点の素晴らしい作品が出揃いました。ここに障害者の方々の努力と才能の輝きを皆様に知って頂くとともにアートを通じてアジアに友好と連帯の輪が拡がり、更に国際展に発展することを願っております。
 結びに、この事業にお寄せ下さいました皆様の絶大なご声援とお力添えに心から感謝申し上げます。

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